FRPオブジェ店CARUNA、アニマル恐竜のオブジェ販売、FRP関連商品を取扱しております。

まるで芸術品のような!トラオブジェ

アニマルオブジェを見て、オリジナルでトラを制作したいとご相談いただきました。
すでに型のある商品と違い、イチからオリジナルを制作する場合は、コストもかなり高くなります。

オリジナル制作は、看板などイベント向け用途など、すでにあるキャラクターの造形がほとんどです。しかし今回は、自分の欲しいトラを制作してほしいとの要望でした。
非常に難しい作業になりそうだなと感じつつ、ご要望から受注させていただきました。

結論としては、約1年がかりの仕事になりましたが、素晴らしい仕上がりになったかと自負しております。また、お客様からも非常に好評をいただきました。

 

原型制作

まずは希望のイメージのヒアリングを行います。このとき絵心があれば、その場でスケッチしてという流れになるのですが、担当まったく絵心がなく・・・。
写真などを交え内容を造形師に伝え、なんとか原型を制作してもらいました。

原型制作には粘土、発泡スチロール、パソコンを使った3Dモデリングなどの手法を選択することができます。
今回は3Dモデリングによる原型制作を行いました。パソコン上で、360°にクルクル回して見ることができ原型チェックも安心です。

また必要に応じて、3Dプリンターを使って出力しモックアップを確認してもらうこともできます。
そうして最初のヒアリングから3-4週間ほどの掛けて、お客様へ原型データを提出します。

 

3Dモデリングの費用

パソコン上で作業を行うことができるため、一見すると安くなりそうな気もしますが・・・。
3D > 粘土 > 発砲スチロールという感じで、3Dモデリングが一番高額な印象です。

一番大きな理由として、、、
3Dモデリングは、あくまでデータのため「原型を実体化する」工程の分だけコストが増えます。つまり、3DデータをCNCマシンや3Dプリンターを使って、実体化する必要があります。
粘土や発泡スチロールの場合は、そのまま原型として、雌型を取ることができます。

 

3Dモデリングソフト

・3DCG は造形からゲーム、映画やアニメなどキャラクターの制作に向いています。
 代表的なソフト:MAYA、3DS MAX、ZBrush、Rhinoceros 3D など

・3DCADは、工業製品から建築物までの制作に利用され、寸法が重視される製品に向いています。
 代表的なソフト: SOLIDWORKS、AutoCAD、CATIA など

 

こだわりポイント:目玉

当初は市販の目玉を探していましたが、大きさや要望に合うような製品がなく、アクリルから目玉をイチから作成しました。
トライ&エラーで半球のアクリル球を削り、こぶし大の目玉を作成しました。苦労のかいもあり、力強い眼差しが完成しました。

 

こだわりポイント:質感

表面をつるっとした陶器風で塗装しました。パッと見て本当に陶器のように見えるほど、きれいに仕上がっています。

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